自分は何者なのか
自分は何者なのか。
高校時代、青春ど真ん中。
恋愛の話は周りで必ず出る。
テレビドラマも恋愛のこと。
今となって考えたら、LGBTQのQだったんだと思う。
広義の意味で。
自分の性がわからない。
同じ部活の男の子に恋もした。つもりでいた。
単なる性欲旺盛な高校生男子の性処理のターゲットにしか過ぎなかったのかもしれない。
躁状態と鬱状態があるように、性欲面でも同じことが起きていたと思う。
やたらとそういうことを求める時と、
拒絶する時。
男に対してだったり女に対してだったり、両方だったり。
どんどんどんどん、自分が周囲の人とは違うということに気がつかされ、今まで以上にどんどん距離を置いて行った。
近づくものは拒絶する。
適度な関係を求める。
深く人に立ち入られることをとことん嫌がる。
表面上の付き合いだけ。
死にたくて死にたくて仕方なかった。
けど、自殺はいけないと、小さいころから教えられてきた。
だから、それはできなかった。
なんのために生きているのかもわからないし、どうしていいのかもわからない。