minority’s diary

ゲイなギフテッドの自己記録

モノ

笑顔が足りない。
よくそう言われる。
写真に写る時はほぼ真顔。
怖い人だと思われる。

 

だけど、仕方ない。
笑い方なんて無くした。
笑顔なんて必要なかった。


昨日久しぶりに感情を無くした。
PTSD症状が突発的に現れた。
再発なのか、別な急性ストレス障害なのか。

 

記憶が曖昧になる。
心が消える。
何も感じなくなる。
ものを持つ手が震える。
笑い声が恐怖にしか感じなくなる。

 

笑顔を無くしたものにとって、笑うという感情は何よりの恐怖だったりする。

 

記憶をなくして自己防衛をするのか。
積極性はなくなり。
単なるモノ、物体になる。
生きたい、とか、死にたい、とか、消えたい、とか、食べたい、とか。
そういう感情は何もなくなって、単なる器になる。

泣きたいはずなのに、涙すら出ない。

 

何もない。
無。
空虚。
虚。
現実感がなくなる。

 

疲れて、そのまま地面に横になりたくなる。
どうでもいいというのともちょっとちがう。

 

風にあたる。
雨に打たれる。

そのまま地面に同化できるのなら。

 

要らなくなったモノを捨てるのと同じで、体を捨てたくなる。