打ち上げ花火と同時上映だった
打ち上げ花火が劇場公開されたとき、もう一本の短編映画と同時上映だった。
undo
強迫性緊縛症候群のお話。
愛の病気。
とはいえ、精神病患者が破綻するまでの話。
打ち上げ花火でピュアだった子供時代を思い出し。
そして、undoで、当時の精神状態をあてはめて。
特にundoには、とても共感して、なきじゃくり。
感情移入が捗りすぎて、自分なのか山口智子の役の感情なのかわからなくなるくらい。
テアトル新宿での出来事。
愛されたくて愛されたくて愛されたくて愛されたくて。
それがエスカレートしていく病気。
それを綺麗な映像と切ない音楽。
山口智子と豊川悦司が演じている2人。
今でも観るとおかしくなる。
それくらいの映画。
多分普通の人には単なる暗くてつまらない映画にしか映らない。
これがわかる人はきっと。
岩井俊二の綺麗な映像の世界にはまって、みているんだけど、あの世界観は自分には表現できない。
どうしても、飯田譲治の世界になってしまう。。。