拒食症と過食症
以前、なにかの講演で聞いた。
愛情が不足をしていると過食症になる。
愛情過多だと、拒食症になる。
昔の日本は過食症はなく、拒食症ばかりだった。
今は過食症も増えてきた。
愛情に飢えている子供が増えたから。だと。
満たされないと食べてしまう。
それは確かにそう。
なにかに取り憑かれたように、食べてしまう。
お腹が空いているわけでもなくて、食べるという行為で満たされようとする。
満たされていなければ満たされていないほど食べてしまう。
逆に重たいほどの愛情を受けていれば拒絶するかのごとく。
食べないということでバランスをとろうとする。
生きるのをやめるという思いというのとは違うらしい。
大失恋をした時に3日、何も食べられなかった。
それは拒食ではない。
生きるのを停止したかっただけ。
過食はなるべくしてなったようなものかもしれない。