minority’s diary

ゲイなギフテッドの自己記録

絡み合う意図

ガンダムNT

観てきた。

号泣。

 


映画としては破綻しているというか、興業的にはおそらく失敗。

ついて来られる人なんてそうそういない。

概念の話ばかりでまるでひとつの宗教のよう。

それも、この話は脈々とつづくガンダムの歴史を知らないと突然過ぎて理解なんてできやしない。

 

 

 

ニュータイプの行き着く先。

その言葉が指し示したのは、まさかの。

 


いろいろなものが絡み合って、こういう結末になったのだろうか。

 


自分が影響を受けてきたもの、それらが混ざり合って、同じ結末に進む。

なにかのおおきな意図のもとのように。

 

 

 

小学生の頃、ガンダムは盛り上がっていて、中学1年だっただろうか、逆襲のシャアの劇場版を私立中学に進学する友達と最後の別れのように、みんなで見に行った。

ガンダムは戦争モノ。

人の殺し合い。

そうだと思っていたから、興味なかったし観ていなかった。

 


突然、初見でみた逆襲のシャア

それは戦争モノであって、戦争モノではない

勧善懲悪ではなくて、どっちも正しい。

そう思える世界観で、その中で描かれるニュータイプの意識の繋がりにとてもシンパシーをかんじて、興味を持って。

そこから宇宙世紀ガンダムをすべて見直した。

 

 

 

同じ頃に観ていたNIGHTHEADやイティハーサ

大人になってから読んだ神との対話や時空のサーファー、そしてバシャール。

すべての世界観と繋がっているかのような内容。

 


肉体を捨てて、より高次元な世界により強いエネルギーに。

そして、時間さえも操れるようになる。

そんな説明聞いてもたぶんわからない。

 

 

 

 


映画としては破綻していて、興業的には失敗するだろうというのはそういうところ。

ストーリーはとってもとっても稚拙。

冷静な自分はそれを観てもなんとも思わない。

もう1人の感覚で感じている自分は号泣。

いろいろなバックボーンが複雑に絡み合って、消化していく

それはまるで魂の救済のように。

信じられる未来の世界のように。

 

 

 

この映画をみて、同じように感じているひとがどこかにいるかもしれない。そんな人たちともいつかは繋がれるのだろう。

いつになるのかわからないけれども。