minority’s diary

ゲイなギフテッドの自己記録

自滅

今から13年前。

唯一、結婚を考えた相手がいた。

とはいえ、パートナーシップ制度もない時代。

籍を入れるというよりかは、この人と寄り添って生きていきたいって、守ってあげたいって思えた人。

早々に別れて別の道を歩んだけれども、別れてからも10年近く引きずって、吹っ切れたのはつい数年前。

 

別れた後、2、3日は、何も喉を通らず。会社に行っても仕事が手につかず。

結局夏休みを取得して1週間休んだ。

相当なうつ状態でどうにもならず。

 

 

つい先日、この時の相手にそっくりな外見をした人と出会い。

土曜に2回目で会ってきた。

最初は嬉しい気持ちで舞い上がるほどだったのだが、時間が経つにつれ、またあの笑顔を失うのかと思うともう情緒不安定。

始まってもいないのに、勝手な妄想で落ち込んで泣いて塞ぎ込んで、何もやる気にならず廃人と化す。

すべて頭の中の妄想。

だけれども、それで精神が不安定になるほどに。

 

年齢も名前も違うのに、当時の相手を重ねてしまい。

なにもないのに、すべて頭の中で話が勝手に進み、あの笑顔をまた失うというトラウマに襲われ塞ぎ込む。

 

考えすぎ。

そういうことなんだろうけども、一度失った恐怖はあの感情の動きは、ただただあの絶望がまた蘇ってきて。

 

 

苦しい。

 

ただそれだけ。